1998.April
ザ・コレクターズ「FIND THE WAY HOME」プロモーションビデオ撮影時ドキュメント

98年!なつかしいね〜

新代田ジャングルスクーターズ前に集合。昼下がりの環七に集う20台以上のスクーターに行き交う人々も不思議そうだ。当然?店は臨時休業に。

撮影現場はお台場のヤード。都内をRUNして撮影現場へ向かう。5月にモッズメーデーを控えてのコアな面々によるPre-RUNといったところか。自然と気分も盛り上がって来る。
撮影現場到着。撮影が始まるまでしばし休憩。お互いのスクーターをネタに話しも盛り上がる。今回の撮影プロデューサーは東京モッズシーンの立役者MABO。MABO〜GODZIのMOD HOT LINEの呼びかけに応えて、リアルな東京スクーターシーンの連中が集まる。いまだかつてこんなにリアルなスクーターボーイズ&ガールズがフィルムにおさめられたことがあっただろうか?
1959年製INNOCENTI LAMBRETTA 175TV Ser.2 通称コレクター号。コレクターズリーダー加藤氏のこだわりが存分に発揮されたスペシャルな1台。2002年深田号の原形がここに!?というのはさておき、実際この車体をご覧になった方はおわかりになると思いますが、非常に質感の高い仕上げが施されていました。この時使用された外装類は大切に保管されています。リスナーの熱心なリクエストがあれば公開も考えています。
曰く、「主役級」。主役はレイモンド宮下。
熊と巨人(共に成長中)。 

撮影は深夜から明け方まで続いた。そんな真夜中リーダー加藤氏が陣中見舞いに(byビアンキのレーサー)ファンの皆様写真がなくてすみません。                            

ある意味、THE WHOのQuadropheniaのブライトンのシーンさえ超えていたね、とはスクーター集合シーンを撮り終えての正直な感想。将来このフィルムに参加したことが誇りに思える日が来ることだろう。またこの日とは別撮りのライブシーンは新宿ジャムで撮影された。まさに東京モッズシーンへのオマージュに溢れている。
明け方、撮影は終了した。まさに家路につく、FIND THE WAY HOMEだ!

帰りも自然とRUNになる!気心知れた仲間たちが明け方のひんやりとした4車線道路を前に後ろに自由なフォーメーションで走り抜ける。

帰りのレインボーブリッジ。20台以上のスクーターが円周路を連なって駆け抜けていった美しい朝を忘れることはないだろう。あの時参加してくれたみんな本当にありがとう。STAY HIP!

このFIND THE WAY HOMEのプロモーションビデオは現在DVDで見ることができます。

http://www.mistrals-music.com/news/text77.html