INDIAN (SIL) LAMBRETTA GP150 \441,000- (本体\420,000-)

インドランブレッタGP150のイノチェンティGP仕様カスタムバージョンです。車で言えばローバーミニをベースにモーリス/オースチンクーパー仕様にモディファイするようなものだとお考え下さい。まあ何と言うか違いの分かる大人の遊びとでも言いましょうか.....。一口にインドGPをイノチェンティ仕様にするといっても実はけっこう手を入れないとそれらしくならないんです。最初はエンブレムとシールくらいでいいやって思ってたのが、やりだすとツールボックスのふたにフロアレールのシャークティースだとかけっこう大変です。現車はシートがスポーツシートに交換されており、それがまたインドGPっぽさを打ち消すのに一役買っています。ただここでインドGPの名誉のために一言添えさせていただくならば、イギリスでこのインドランブレッタのクラブがあるほどで、既に生産中止となってから久しいこのスクーターに歴史的な価値を見出していこうという動きが出てきました。日本でもかつての販売&メンテの方法において問題があったためまともに走らないダメランブレッタの烙印を押されて来たのですが、実はきちんと整備してあげさえすればイノチェンティランブレッタと全く変わらないパフォーマンスを発揮します。イタリアンのほぼ半額で楽しめるランブレッタということで、その浮いた分でチューニングパーツに回すことも出来ると考えればなかなか面白いかもしれません。

INNOCENTI LAMBRETTA TV200 \ASK

2年半ぶりの入荷と以前告知しておりましたが、船便の事情により入荷が遅れたためにほぼ3年ぶり!となったTV200です。最近TV200出ないなあなんて思ってたら、あっという間にそんなに経っていたんですね。かなりびっくりという感じです。最近の欧米でのランブレッタ事情を考えるとそれも致し方ないという感じがします。特にスポーツモデルは入手が難しく、その中でもTV200はかなりの希少種故、売り物が出たときの争奪戦にはすさまじいものです。海外の取引先からジャングルにオファーがあったとしても、翌日返事をするともうSOLDということは珍しくありません。日本刀の虎徹ではありませんが、需要と供給のバランスから取れていないため贋作が多く作られているのも事実です。プロでも見分けるのが難しいほど巧妙に作られたものもあれば、えーまさか!というものまでいろいろあって驚きです。以前イギリスのマーケットで売られていたTV200エンジン単体なるものには、しっかりTV200ではじまるシリアルががっちり打刻されていてたまげましたが.....。この63年製の車両はフレーム&エンジンとも54からはじまり近似番号でマッチングしている「間違いのない」TV200です。現状は数年前にアメリカでレストアされて、現状実動、見た目はきれいです......といったところですが正直、色が微妙。薄いグリーンに白いパネル、ヘッドとホーングリルがめっきというなかなか独創性に富んだ塗り分けが施されています。この色ばっちり好み!!という方には現状でも良いと思いますが、せっかくのTV200なのでという方には、いちど全バラしされて塗り直して仕上げるのをおすすめします。その辺り気になるという方は、ジャングルまで直接お問い合せ下さい。

INNOCENTI LAMBRETTA Li150 Ser.2 \892.500-

ランブレッタLi シリーズ2久々の入荷です。余裕の走りで人気の150ccモデル。カラーはレッド/アイボリーの2トーン仕上げとなっています。レッドはLiの純正色、アイボリーはTV2の純正色からそれぞれ調色しました。実はこの車両は数年前にジャングルで販売させていただいた車両であり、この度縁あって再び皆さまのお目にかかることになりましたが、前オーナー様が車庫保管の上、大変大事に取り扱って下さったので今でも非常にきれいな状態に保たれています。現状でも走行その他問題はありませんが、ランブレッタの構造上の弱点とも言えるクランクサイドのオイルシールがそろそろ交換推奨時期に来ていることもあり、販売に際しては一度エンジンを取り外し、ばらし&O/Hを施した上で納車させていただきます。シングルシート2脚のLi仕様に現在では入手困難になったミシュランのACSタイヤを装着。マイルメーターにライオンバッヂの英国仕様のLi、シンプルだけど飽きのこない1台としておすすめ致します。

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