その1:ランブレッタはサスで攻める!! |
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ステップスルーなゆったりとした足場を重厚なバックボーンフレームによって実現させたランブレッタは、モノコック構造と呼ばれるボディ全体で剛性を確保するベスパより、動力性能が高く“カスタム”という意味で多くの可能性を秘めたバイクといえる。もちろんランブレッタ至上主義という立場からのお話なので、ベスパフリークの皆さんは、能書き程度に聞き流してくれればケッコウ。
‘60年代生まれのランブレッタに装着されているリヤサスは、当時としては最新のオイルダンパー機構を採用しているとはいうものの、路面からの突き上げを和らげるのが精一杯。また、女性でも乗りこなせるシティコミューターとしての役割と重視しているだけに、グニャグニャとした印象だけが残る腰のないバネレートだ。この旧車ならではの乗り味がイイという見方もできるが、オリジナルにこだわらず単に乗り易くしたいのなら、最高峰レースフィールドから生まれたという調整機構付きサスペンションが絶対にオススメ。 純正サスが、なんの調整機構も持たないのに対して、このサスでは、プリロードと減衰アジャスターという2つの機能を装備している。これらの機能がもたらす恩恵は、下写真(?)の引き出し線で説明するとして、各調整が可能なことで、バネ自身もかなり硬い設定になっている。なのでちょっとした凹凸に乗り上げても腰砕けな感じがせず、しっかりと路面を追従している感じが伝わってくるのだ。ということで、スポーツ性能が向上するのは勿論のこと、結果的には安全運転にもつながるというワケ。イギリアAFスピードから発売される高性能サスペンション……、ランブレッタの趣味性を拡げるアイテムといえるだろう。(装着ユーザー談) |
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